【危険物取扱者甲種】を独学で取得するための参考書

※記事内に広告が含まれています

危険物取扱者甲種を独学で取得したい。

何冊くらい参考書を用意すれば良いか。

仕事でも必要であったり、就職や転職のためにも取っておきたい。

独学で甲種を取得したい方の参考になれば幸いです。

目次

危険物取扱者甲種を独学で取得するための参考書

危険物取扱者甲種を独学で勉強するならオススメ参考書は、これです。

「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」 

著:工藤政孝

値段は税込 ¥3,080円 です。

決定版みたいな感じの参考書だと思います。ほぼ網羅されています。

危険物取扱者甲種の資格取得を目的としていて、こだわりや周囲(上司・先生など)から特定の参考書を買えと言われていなければこれがオススメです。

自身もこの参考書を買いましたが、比較的分厚い参考書ですが図や簡単な問題もあるので理解しやすい図書です。

独学にオススメの理由

試験に必要な箇所は、基本的にこの参考書でほぼ網羅されているからです。

他の参考書も基本的に甲種に必要な知識は得られますが、わかりやすいのが特徴です。

解説がわかりやすく”コーヒーブレイク”などの勉強を進める上でのアドバイスも記載されているので、ミニ知識も身につきます。(いらないかもしれません)

僕もこの参考書を購入していますが意外と分厚いです。

厚さ2cmくらい。

分厚い理由は3部作になっているため

①法令関係

②基礎的な物理・化学

③性質や消化方法関係 

があり、それぞれボリュームがあります。

この参考書を3周くらい回って解いていけば、基本の対策OKかと思います。

②基礎的な物理・化学や、③性質や消化方法は化学出身であればとっつきやすく親和性があります。

独学で目指す前に確認しておくべき受験資格

独学であっても講座受講していても、その前に確認しておくべき受験資格があります。

資格がなければ受験できませんので要注意です。

危険物取扱者甲種の資格を取得を考えている人ならば、化学の基礎知識は修得されていると思います。

受験資格は下記のように化学関連の知識を少なからず持っている必要があります。

危険物甲種の受験資格

〔1〕大学等において化学に関する学科等を卒業した者
〔2〕大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者
〔3〕乙種危険物取扱者免状を有する者
〔4〕その他の者(その他は、修士、博士の学位を授与された者で、化学に関する事項を専攻したもの)

①法令関係は普通の化学系の大学を出ただけだとあまり触れることが少ないと思いますので、ちょっと頑張る必要があると思います。

他に独学に必要な参考書を知りたい

他の参考書でおすすめなものは、

「甲種危険物取扱者試験2020年版」という本がオススメです。

こちらも比較的分厚いですが、過去問が大量に記載されています。

注意としては、危険物の試験問題は持ち帰れないので受験者や著者が思い出して収録しているようです。

独学で取得するため参考書を複数回繰り返す

過去問集はより実践的な内容になりますので、基礎を身に着けるためには、まず「わかりやすい!甲種危険物取扱者試験」を複数回繰り返すことをオススメします。

受験勉強も資格勉強も似たようなところですが、同じ参考書を繰り返しやる方が身につきます。

ご自身で確立した勉強法などある方もいると思いますが、基本的に1回みて覚えられない場合は同じ参考書を複数回行う方が良いです。

独学でやるのに他の参考書はダメなの!?

ダメではないです。

ご自身に合った参考書選びをオススメしますが、

こだわりすぎてもしょうがないですし、参考書をたくさん買っても意味ありません。

選ぶ時間が勿体無く、時間をかけたくないのであれば紹介させてもらった参考書で1日も早く学習に取り組む方が良いと思います。

といっても、そもそも危険物取扱者甲種の参考書自体が少ないので、良さそうだなと思う図書に決めてサクサク学習を始めることをおすすめします。

逆にオススメしない参考書はあります。

オススメしない参考書

Kindle版の参考書です。

細かいことを言えば参考書ではないですが、媒体はアナログのほうが良いと思います。

人によると思いますが、僕はオススメしません。

電子書籍は本体を購入すれば、あとは容量に応じて入れたいだけ入れらるので書籍のスペースが入りません。持ち運びにも便利です。

ただ、参考書など勉強関係の本は、見たいところに合わせてページを飛ばしたい時が多く、電子書籍だとそれに時間がかかります。

参照ページのページ数や見出しなどいちいち覚えていませんし、パラパラめくりながら「ここだ、ここだ・・・」と思い出すことが多いと思います。

電子書籍上にマーカーを付けることも可能ですが、感覚的な操作はアナログのほうが有利だと思います。

落書きなどを目安にして見たいページにたどり着くこともあると思います。

またモバイルバッテリーを持っていれば良いですが、バッテリー切れを起こしてしまうとかなり時間の無駄です。

電子書籍の良いところはたくさんありますが、必ずしも全てにおいて優れているわけではありません。

逆に、小説やビジネス書、漫画は電子書籍がオススメです。

また医学書など大量の分厚い図書などは電子媒体の方が良いと思います。

以上は個人的な意見ですが、デジタルもアナログも目的に応じて使い分ける必要があるかなと思います。

結局、危険物取扱者甲種は独学でOK!?

OKです

ですが、通信講座もあるので継続力に自身がない方や効率的に資格取得されたい方にはオススメです。

危険物甲種の受験資格3に該当する方は、指定された乙種の資格を4つ取得してからになります。

この場合、時間はかかりますが、この受験資格で甲種を取得される方はかなりの努力家だと思います。

独学でも甲種の取得は十分可能ですが、大学での化学のバックグラウンドがなかったり、すでに忘れていたり、自身がない方は通信講座も検討されてみては如何でしょうか。

独学以外の方法

既に買いていますが、独学では時間が取りづらい、ダラけてしまって苦手という方には通信がオススメです。

仕事の都合上必要だけど化学のバックグラウンドがない、就職のために危険物甲種の資格が欲しいけど時間が取りづらいといった場合は、通信でやる方が効率が良いと思います。

スクール通いより、これからは通信が主流になってくると思います。

スマホで通勤中、通学中、隙間時間でも学習できるので、その自由度とポテンシャルは高いです。

多少お金がかかりますが、選択肢の一つとしても良いのではないかと思います。

危険物取扱者甲種の通信講座をまとめていますので参照頂ければと思います。

[st-card id=216]

まとめ

・危険物取扱者甲種を取得するためのオススメの参考書を紹介しました。

・独学で取得を目指す前に確認するべき受験資格があります。

・危険物の参考書は紙媒体がオススメです。

・独学だけではなく、通信講座もあります。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

主に危険物や技術士等の技術系資格をメインに情報を発信中!
大手エンジニアリング会社で危険物甲種を取得後、エンジニアとして仕事をしています。
高校卒業→中小企業就職→理系大学・大学院卒→大手エンジニアリング会社入社→現在

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次