乙種 危険物取扱者

危険物取扱者乙4【取得するために獲得しておくべき情報たち】

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・危険物乙4を取得したい

・取得するためにどんな情報が必要かわからない

・取得のための最短ルートが知りたい

今このように思われている方は、乙4取得を考えているけど何から手をつけたら良いかわからないと思われていませんか。

難易度、合格率、合格基準、勉強時間、勉強方法や合格した後のメリットなどを知っておくことによってモチベーションも上がると思います。

僕は危険物甲種を取得していますが、勉強を始めるためにも事前に網羅的な情報を得ておくことは重要だと思います。

もし取得できれば国家資格をゲットし自信にもつながります

この記事を読むと乙4を取得するために必要な情報が分かります。

これから危険物の資格を取得される方の参考になれば幸いです。

 

危険物乙4を取得するための情報まとめ

 

乙4を取得するために難易度・合格率・合格基準・勉強方法・勉強時間・メリットを知っておくと良いです。

 

ネコ
ネコ
敵を知り己を知れば百戦危うからずだね

 

ちなみに乙4に受験資格はないので基本的に誰でも受験できます。

 

乙4の難易度

 

一般的に比較的容易な資格と言われています。

 

しかし、容易と言ってもその人のバックグラウンドによって難易度は異なりますし、また試験問題の難易度だけではなくそれ以外の難易度も考慮すべきです。

 

例えば乙4では受験資格が必要ない、6割以上の得点率で合格、全て択一式などあります。

 

ネコ
ネコ
択一式で言えば、どれか選べば当たることもあるということだね

 

逆に受験資格が必要、8割以上の得点率、記述式であるなどの場合は難易度がグッと上がります

 

試験自体の難易度で言うと、危険物取扱者は技術系の資格ですので当然理系出身のバックグラウンドがある人の方が有利です。

 

ネコ
ネコ
理系知識なら少しあるよ

 

ただ、科目は3つあってその中には「法令」があり、これは理系知識というより暗記メインの科目になります。

 

ネコ
ネコ
暗記は苦手だな

 

なので科目によっては理系出身の方が有利ではありますが、暗記が得意な人にとっても有利な科目があります。

 

では不利な人とはどんな人かというと、何年も勉強から遠のいていてブランクがある場合や、勉強自体が嫌いな場合だと思います。

 

なぜなら勉強を進めていくためのモチベーションや継続性がネックになるからです。

 

ネコ
ネコ
勉強嫌いじゃなくても継続できるかな

 

その場合は、通信講座を利用することをオススメします。詳細を知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

危険物【乙4】の通信教育講座を比較する

 

乙4の合格率

 

合格率は40%未満です。

 

34%〜38%を推移しています。

 

毎年200,000人受験しますが合格者は9万人程度です。

 

ちなみに、他の乙種(1、2、3、5、6類)の平均受験者数は13,000人ですが、実は合格率60〜70%です。

 

ネコ
ネコ
乙4以外の乙種は簡単なのかな・・・

 

共通科目以外、つまり性消は種類ごとに問題が異なりますが極端に難しい、または簡単ということはありません。

 

なぜ合格率が大きく異なるかというと、乙4を受験される方の多くは法令と物理・化学を受験するのに対し、他の類を受験される方は性消のみの方が多いからだと考えています。

 

これは乙種を1つとると他の乙種を受験する際に法令と基礎物理・化学の科目が免除になるからです。

 

ネコ
ネコ
つまり受験科目が少なくなるということだ

 

さらに詳細を知りたい方はこちらの記事を参照ください。

危険物【乙4】の合格率からみるムズカシさ[5ヵ年分]

 

乙4の合格基準

 

全ての科目において6割以上の得点率で合格です。

 

科目は以下です。

3科目

① 危険物に関する法令

② 基礎的な物理学及び基礎的な化学

③ 危険物の質並びにその火災予防及び火の方法

 

つまり、①は15問、②は10問、③は10問出てきますので、それら全てで6割以上の正答率で合格です。

 

ネコ
ネコ
どれか1科目でも5割だったらダメなんだね

 

ちなみに試験開始35分間はその場にいる必要がありますが、それ以降は途中退室できます。

 

さらに詳細を知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

危険物【乙4】の難易度<受験資格・合格率・目標設定>

 

 

乙4の勉強方法

先も記載しましたが、独学と通信教育があります。

 

独学の場合は、ある程度以上理系のバックグラウンドがあり学習を継続できる人にオススメです。

 

この場合は、参考書を読み、過去問を解いていけばOKだと思います。

 

通信教育の場合は、理系のバックグラウンドがなく、勉強から遠のいていたりご自身でモチベーション維持に不安がある方にオススメです。

 

スマホで効率的にスキマ時間を使って勉強できたり、添削や質問をすることによってモチベーションを維持できます。

 

1,000円程度から通信講座があるので、ご自身に合った講座を見つけてください。

 

さらに詳細を知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

危険物【乙4】の通信講座を比較する

 

乙4の勉強時間

 

通信講座を利用した場合59時間(28日)程度です。(SAT利用)

 

SATの教材は動画とテキスト、模擬試験などですので、およそどのくらい時間がかかるか分かります。

 

他の通信講座もありますが、SATについて詳細を知りたい方はこちらを参照ください。

危険物【乙4】を通信講座で取得する際に必要な勉強時間<SAT編>

 

一方、独学でやる場合は 102時間程度です。

 

独学で進める場合は、ご自身で参考書と過去問を購入してひたすらやっていくことになります。

 

参考書と過去問は定すぎる番かもしれませんが、この2冊くらいあれば基本は十分だと思います。

 

ただし、理解できるかどうかはご自身の努力になりますので、独学で進めるための詳細はこちらの記事を参照ください。

危険物【乙4】を取るための勉強時間<独学で合格>

 

ちなみにどちらの勉強方法でも2時間/日として計算しています。

 

ネコ
ネコ
通信講座と独学で倍近く時間がかかる予想なんだ

 

もちろん個人差がありますが、理系のバックグラウンドがない人が独学でコツコツやったらこのくらい、またはそれ以上かかると思います。

 

特に勉強から遠のいていた方や独学を継続するのが苦手な方は、エンジンをかけたりモチベーション維持の必要もあるのでこのくらいはかかるかと思います。

 

理系のバックグラウンドがある方ならもっと早く合格圏に到達すると思います。

 

基礎的な物理学や化学については、少しやれば思い出せるので勉強時間は短くできると思います。

 

繰り返しですが、勉強から遠のいていた方や独学を継続するのが苦手な方は通信教育の講座を利用することで効率的にモチベーションを維持しながら学習を進められるのでオススメです。

 

理系出身の方でも独学で取得できると思いますが、通信講座の利用で効率よく学習すれば最短ルートで合格できると思います。

 

ネコ
ネコ
自分のレベルに応じて学習方法をえらぶということだね

 

乙4のメリット

 

取得するとメリットあります

 

会社によっては奨励金などもあったりします(勤め先によりますけど)。

 

石油プラント、化学工場、ガソリンスタンドなどで働く方に需要があり資格保有していないとつけない役職もあります。

 

ネコ
ネコ
危険物をとりあつかうところだね

 

また転職や就職に有利かというと、一概に言えませんが資格欄に国家資格をかけますので見栄えは良くなります。

 

調べてみると危険物取扱者の資格保有者歓迎などあると思います。

 

そして、何よりご自身が努力して取得した国家資格ですので自信につながると思います。

 

ネコ
ネコ
もってて損はないね

 

さらに詳細を知りたい方は、こちらの記事を参照ください。

危険物取扱者の資格手当とメリット【甲乙丙】

 

まとめ

 

・危険物乙4を取得するためのまとめ情報を記載

・受験資格は必要なく比較的容易な資格と言われている

・乙4は全て択一式で6割以上の得点率で合格

・毎年20万人程度の受験者に対して40%以下の合格率

・勉強から遠のいていた人、継続性がない人は通信教育がオススメ

・理系出身でも効率的に最短ルートで合格したい人も通信教育がオススメ

 

以上、危険物取扱者乙種4類について資格取得に必要な情報をまとめました

 

どんな資格を目指すにせよ、まずはその資格について知らないと合格には近づきません

 

また、ご自身のバックグラウンドによって合格までの距離が変わります

 

お金をかけてもかけなくても合格できる資格ですが、ご自身の時間は有限です。

 

効率良く資格取得したいならバックグラウンドに関わらず通信教育で学習していく方がオススメです。

 

簡単だと思っていた試験に落ちると精神的にもへこむし、そこに再びかける時間ももったいないと感じてしまいます。

 

これから資格取得を目指される方の参考になれば幸いです。

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くぅたろう

主に危険物や技術士等の技術系資格をメインに情報を発信中! 大手エンジニアリング会社で危険物甲種を取得後、エンジニアとして仕事をしています。 高校卒業→中小企業就職→理系大学・大学院卒→大手エンジニアリング会社入社→現在

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