危険物【甲種】を通信教育を利用して取るための勉強時間

※記事内に広告が含まれています

  • 危険物甲種の通信教育を利用した時にどのくらいの勉強時間が必要か知りたい
  • 独学と比較してどのくらいの時間節約になるか知りたい

こう思われている方は、甲種の勉強方法や通信教育を利用した時のメリットについて悩まれていると思います。

僕は甲種を独学で取りましたが、通信教育の方が早く効率的に取得できます

通信教育でも独学でもそれぞれメリット・デメリットがあるので勉強を開始する前に把握しておく必要があります。

この記事を読むと通信教育または、独学どちらがご自身に合っているかわかります。

これから甲種取得を目指す方の参考になれば幸いです。

目次

危険物【甲種】を通信講座を利用して取るための勉強時間

通信教育を利用して取るための勉強時間は

44日(70時間)です。

これは、危険物【甲種】通信講座を開講しているSmart Academy of Techを基に算出しました。

受講者の合格率がとても高く価格も抑えられたオススメの通信講座です。(乙4では合格率80%以上)

[st-kaiwa3]SAT以外はどの講座が開講してるんだろ!?[/st-kaiwa3]

”たのまな”でも開講していますが、こちらは紙テキストのみの講座になるので今回は除外しました。

紙テキストのみ、だとあまり差別化できず独学と大きな差が生まれないためです。

たのまなが気になる方はこちらの記事を参照ください。

たのまなの危険物取扱者【甲種と乙種】の価格と特徴

[st-kaiwa3]紙テキストだけだと確かに独学と大きくは変わらないかも・・・[/st-kaiwa3]

ということで、SATの動画教材を使用して学習するとどのくらいの勉強時間で一通りの学習が終わるのかについて記載します。

ちなみにSATの教材内容はこちらです。

  • テキスト冊子:150ページ
  • 問題集   :75ページ
  • 解答解説集 :52ページ
  • 模擬冊子  :23ページ

 “動画学習” にかける時間

動画学習にかける時間は、合計24日(24時間)です。

これは動画を1.5倍速で2回見ることを想定しています。

※必ずしも通常速度で視聴する必要はありません。

動画学習の内訳は以下です。

SATの動画学習

  • 合格講座編:約10時間
  • 問題演習編:約7時間

※単純計算で合計すると17時間ですが、ここでは”約” とあるので合計18時間として切り上げます。

オンライン講座の動画などは講師が意識的にゆっくりと喋る傾向にあるので1.5倍速で視聴してても把握できますし、1回で全て理解する必要はなくまずは全体像を掴んでいくことが大切です。

ということで、1周目の動画学習時間は12時間(=18/1.5)となります。

[st-kaiwa3]1日2時間やると6日で終わるよ[/st-kaiwa3]

1日2時間は平均時間です。平日時間が取れない場合もあれば、休日にがっつりできる時もあると思います。なので平均時間としています。

そして、視聴は1周で終わりではなく、もう一度見ていきます。

そのため24時間(=12×2)かかります。

1日2時間を学習時間とすると12日(=24/2)で見終わります。

つまり、動画学習にかける時間は

合計24日(24時間)となります。

[st-kaiwa3]休日にまとめて見ればもっと早く終わりそう[/st-kaiwa3]

 “問題集” にかける時間

問題集にかける時間は、合計18日(36時間)です。

動画学習を一通り見たら、問題集を使って学習を進めます。

動画学習で一通り学んだといっても、多くの人は全て理解できているわけではないと思います。

テキストを振り返りながら学習を進めていく必要があります。

[st-kaiwa3]1回のインプットだけじゃ覚えてない・・・[/st-kaiwa3]

テキストの内訳は以下となります。

SATのテキスト・問題集の学習時間

  • テキスト冊子:150ページ
  • 問題集:75ページ
  • 解答解説集:52ページ

1日2時間の学習として1日7ページ進むと仮定すると、約11日(=75ページ/7ページ)くらいかかります。

ここで動画学習と同様に2周することを考えます。

2周目は1周目の1.5倍速くらいで問題集を進められるとして、1日2時間の学習で11ページ進みます

[st-kaiwa3]毎日現場でいそがしいけど、学習が具体的だとがんばれるかも[/st-kaiwa3]

そうすると約7日(=75ページ/11ページ)かかります。

ということで、以上から問題集にかける時間は合計約18日(36時間)となります。

 “模擬試験” にかける時間

一通り学習が終わったなら、本番に近い形式で模擬試験を解いてみます。

制限時間は2時間30分です。

模試は以下です。

SATの模擬試験内容

  • 模擬冊子:23ページ

模試は1日かけて本番形式でやり、終わったら回答を確認をしていく必要があります。

回答確認は回答時間と同様の時間かかるとすると5時間必要です。

そして、模擬試験も2回やるとすると・・・

[st-kaiwa3]よし!倍速でがんばろう[/st-kaiwa3]

注)ここは倍速でやりません・・・

合計10時間(=5×2)となります。

通信講座と独学の勉強時間を比較

通信教育を利用して学習した時の時間は、44日(70時間)と分かりました。

一方、別記事で紹介していますが独学で学習を進める際にかかる時間は、96日(192時間)です。

独学でかかる時間はこちらの記事を参照ください。

危険物【甲種】を取るための勉強時間

まとめると以下です。

項目予想時間
通信講座44日(70時間)
独学(参考書)96日(192時間)
節約時間52日(122時間)

つまり、通信教育を利用すると52日(122時間)の節約になります。

[st-kaiwa3]めっちゃ時間の節約になるよ![/st-kaiwa3]

もちろん、個人差があるので目安となります。

甲種の通信教育の学習の流れと時間

動画や問題集、模擬試験に必要な時間を算出しましたが、学習の流れは以下のようになります。

[st-kaiwa3]1つひとつ2周すればいいわけじゃないんだ[/st-kaiwa3]

  • リスト動画学習(1回目)→ 問題集(1回目)→ 模擬(1回目)
  • 動画学習(2回目)→ 問題集(2回目)→ 模擬(2回目)

となります。

以上、甲種を取得するためにSATの通信教育を利用した場合、かかる日数と時間は…

44日(70時間)です。

SATを利用した時にかかる勉強時間

  • 動画による学習:24日(24時間)
  • 問題集による学習:18日(36時間)
  • 模擬試験:2日(10時間)

[st-kaiwa3]もしかして模擬試験1回目でいい得点できるかも[/st-kaiwa3]

学習が一通り終わったからといって手を抜きすぎないことが重要です。

全体的に2周したからといって完璧ではなく試験日まで苦手なところを時間をかけて潰していくことが大切です。

苦手なところは人それぞれですので、ピンポイントで動画を使えば効率よく進められます。

苦手も特にないのであれば、試験前にもう一度模擬試験をといてみて感触を思い出しておけば良いと思います。

まとめ

・危険物【甲種】を取るためにSATの通信教育を利用した場合にかかる時間は44日(70時間)

・各学習(動画・問題集・模擬試験)を2周するベースで算出

・独学と比べておよそ52日(122時間)節約

・一通り学習が終了しても手を抜きすぎない

以上、SATの甲種通信教育の講座についてまとめましたが、通信講座を利用した方が独学でテキストを進めていくより圧倒的に効率的だと思います。

既に学校や塾で動画学習が取り入れられてきています。それくらい動画学習は非常に効率的です。

通信講座を使わない理由はコスト的なものしかないと思います。または特殊な事情があるかもしれませんが、デメリットはほぼないと思います。

甲種を取りたいと思われている人で勉強時間がなかなか取れないという方は、通信講座を是非オススメします。

この記事がこれから甲種取得を目指す方の参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

SATとたのまなを比較した記事はこちら。

危険物取扱者【甲種】の通信講座を比較する

独学でコストを抑えてでも取りたい方はこちらの記事を参照ください。

危険物【甲種】を取るための時間

技術系に限らずいろいろな資格について情報を得たいならこちら。

気になる資格が見つかるサイト・資格Hacks

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

主に危険物や技術士等の技術系資格をメインに情報を発信中!
大手エンジニアリング会社で危険物甲種を取得後、エンジニアとして仕事をしています。
高校卒業→中小企業就職→理系大学・大学院卒→大手エンジニアリング会社入社→現在

目次