丙種 危険物取扱者

危険物取扱者【丙種】の通信講座

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危険物取扱者【丙種】を取得したいけど通信講座で迷っている方、丙種にしようか乙種にしようか迷っている方

就職に向けて危険物取扱者の資格を取得する方へ

また、文系出身で理系科目はわからないので通信講座でしっかり学びたいと思われている方に

危険物取扱者の通信講座を比較しましたので参考にしていただければ幸いです。

 

危険物取扱者【丙種】の通信講座比較

 

危険物取扱者丙種の通信講座を2社比較しました。

 

「2社、、少なっっ!」

 

と思われる方もいると思います。

 

危険物取扱者 丙種 に関しては通信講座がほとんどないのが理由です。

 

そもそも丙種自体の需要が少なく、乙4が人気であること。また、独学で取得する方が多いことなどが理由だと思います。

 

講座によっては、危険物丙種を受けるなら最初から乙種を勉強して受けることを勧めることもあるくらいです。

 

ですが、何を取得するかは個人の自由ですので、危険物取扱者丙種を通信での取得を目指したい方は本記事を参考にして頂き、まずは以下2つの通信講座から選択してみてはいかがかと思います。

 

具体的な2社は「ユーキャン」と「日本能率マネジメントセンター(JMAM)」です。

 

ユーキャン

 


 

学習期間:5ヶ月(12ヶ月間はサポート有)

教材内容:テキスト(紙)・解説web動画・副教材(暗記用など)・添削5回・講師への質問可

特徴:サポートや教材が充実

対応講座:丙種(乙4あり)

価格:39,000円(税込)

割引:20%(7,800円)還元(教育訓練給付制度)

オススメな人:着実にしっかり学びたい人

 

ユーキャンは言わずもがな、大手です。金額が高い分サポートも充実しており、解説web動画もあるためわかりやすいです。講師への質問もできるので本当に0から学びたい人向けです。

 

日本能率マネジメントセンター(JMAM)

日本能率マネジメントセンター(JMAM)

学習期間:3ヶ月(6ヶ月間はサポート有)

教材内容:テキスト(紙)3冊・副教材(法令集など)・添削3回・模擬試験問題集

特徴:数少ない危険物丙種の通信講座で低価格

対応講座:丙種(乙4あり)

価格:16,500円(税込)

オススメな人:独学で学習を進められる人

 

あまり知られていない日本能率マネジメントセンター。ユーキャンよりは低価格で、教材テキストと模擬テスト及び副教材を提供してくれます。基本的に今まで独学でやっていたけど全く専門外が自信がないという方に良いと思います。

 

危険物丙種取るなら乙種を取ったほうが良い!?

 

目的によります。

 

何を目的とするかですが、将来的に危険物甲種を目指すなら 危険物乙種を最初に取得した方が効率的です。

 

正直勉強を始めてわかると思いますが丙種は勉強範囲も狭く比較的簡単のため、乙種から取り組む方も多いと思いますし、会社から取得を推奨されているのは基本的に乙種か甲種です。

 

丙種では取り扱える危険物も少なく、「危険物保安監督者」(製造所などの所有者が定める保安の監督者) にはなれません。

 

将来的に甲種または乙種を取得するなら段階的に取得する必要はありません。以下参考ですが危険物の受験費用(手数料)

 

危険物取扱者手数料

・甲種:6,600 円

・乙種:4,600 円

・丙種:3,700 円

 

一方、国家資格を取得したい、日頃使用する危険物の知識を蓄えたいから取得したいなら 資格勉強自体が勉強になると思いますので、丙種取得は参考になると思います。

 

国家資格でもあるので少し自信になると思います。

 

ちなみに危険物丙種で取り扱える(知っておかなければならない)危険物は、以下です。

 

丙種で取り扱える危険物

ガソリン・灯油・軽油・第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130度以上のもの)・第4石油類及び動植物類

 

これらは危険物第4類の一部です。(危険物は第1類〜第6類まであります)

 

危険物取扱者の資格を難易度順に比較すると、甲・乙・丙の順で難しいです。扱える危険物も種類によって変わってきます。

 

甲種は消防法で定められたすべての危険物を取り扱えるのに対し、丙種では先ほども記載した上記のみの危険物に限定されています。

 

したがって、何を目的として取得したいのか決めてから丙種か乙種かを選択した方が良いということです。

 

危険物取扱者は就職に有利になるの!?

 

持っていないより、持っている方が有利にはなると思います。

 

あくまで会社の人事のことなので断言できませんが、採用時に多少有利になる(危険物甲種)と思います。

 

僕は人事部ではなく、以下はあくまで危険物取扱者資格を奨励されいている会社のエンジニアとしての意見ですが)

 

例えば化学メーカーに就職する際に危険物取扱者の資格を持っていれば、他の人に比べて危険物に関する知識がある証明になります。

 

理由は、会社は事故を嫌うからです。

 

会社の評判や安全対策の検討、事故により作業が止まり人件費もプロジェクトもストップすれば相当なロスになります。

 

ケミカルプラントなどの事故は検索すれば相当数出てきます。

 

もちろん会社でも安全教育はすると思いますが、危険物に対する管理方法や安全対策を知っている人と全く知らない人とでは、人事としてどちらを採用したいでしょうか。

 

もちろん、持っていないからといってマイナスになるとは思いませんし、いきなり新人に危険物を任せることもないと思います。

 

あくまで化学メーカーやプラント事業者などにおいては、僕が人事であれば危険物取扱者の資格はアドバンテージにしたいですね。。人事ではありませんが。

 

一方、どの業界というわけではなく、広告業界だと危険物取扱者の資格を持っていても役に立つ機会がなく(思いつきません)あまり意味がありません。

 

社内の消火器の置き場所についてコメントできるくらいでしょうか。。

 

まとめ

 

・危険物取扱者丙種の通信講座について2社を比較しました。

・将来、危険物乙種または甲種を取得するなら丙種ではなく乙種を取得すべきです。

・化学メーカーやプラント業社など危険物を取り扱う会社への就職には、資格は役立つと思います。

 

最後に、危険物乙種や丙種だと所持率が高く毎年乙4では80,000~90,000人程度、丙種では毎年15,000人前後合格しています。

 

ちなみに甲種は毎年9,000人程度の合格者なので割合的に全く違います。(甲種は受験資格もあるため、受験者数が低くなります)

 



 

危険物【乙4】の通信教育講座を徹底比較【おすすめ6選】

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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くぅたろう

主に危険物や技術士等の技術系資格をメインに情報を発信中! 大手エンジニアリング会社で危険物甲種を取得後、エンジニアとして仕事をしています。 高校卒業→中小企業就職→理系大学・大学院卒→大手エンジニアリング会社入社→現在

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