乙種 危険物取扱者

危険物【乙4】の難易度<受験資格・合格率・目標設定>

 

こんにちは くぅたろうです

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・危険物乙4の難易度が知りたい

・一般的にどれくらい勉強すれば乙4が取得できるか知りたい

・合格率が高いか低いか知りたい

このように思われている方は、危険物乙4(乙種第4類)取得のためにモチベーションを上げようとしていませんか。

合格率が低いからやめよう、勉強時間が取れないからやめようと、もし思われていたらもったいないです。

実はバックグラウンドによって当然難易度は変わってきますが、どのような勉強方法をとるかによって時間は変わってきます

僕は危険物甲種を取得していますが、理系のバックグラウンドがあります。

バックグラウンドがなくても一様に〇〇時間かかるとは言えません。通信教育で学習すれば当然独学より早く勉強が進むからです。

この記事を読むとバックグラウンドによって乙4の難易度がどのように変わるのか、なぜ容易と言われるのかについて何となくわかります。

受験資格がなく誰でも受験でき6割点数を取れば合格できる乙4試験は、ある意味、比較的取得が簡単な資格です。

これから取得を目指される方の参考になれば幸いです。

 

 

危険物【乙4】の難易度

 

国家資格の中では比較的取得が容易な資格とされています。

 

根拠はよくわかりませんが、個人的な見解としての主な理由は2つあると思います。

 

一つは "受験自体のハードルが低いこと" 、もう一つは(ある程度バックグラウンドがある人から見て)"比較的容易な試験であること" が理由だと思います。

 

しかし、「バックグラウンドがある人から見て」というのが重要で、バックグラウンドがない人から見れば難しい試験です。

 

以下、受験自体のハードルが低いことと試験内容について、みていきたいと思います。

 

危険物乙4が容易な理由① "受験ハードルが低い"

 

危険物乙4に限らず、乙種全ての試験は誰でも受験可能です。

 

文系卒理系大卒問わず、また高専卒、会社員、主婦(主夫)、中高生でも受験が可能です。

 

つまり、受験料(受験費用:4,600円)さえ払えば誰でも試験を受けることができ、合格すれば国家資格がもらえるわけです。

 

一方で例えば、危険物甲種では一定の受験資格が必要であったり、他の技術系資格では申し込みの際に自身の経歴を書いたり上司に許可を取ったり面倒な資格もあるくらいです。

 

それに比べると受験自体のハードルはかなり低いです。

 

そのゆえか、受験者自体はかなり多く近年では毎年25万人くらい受験します。(参考:消防試験研究センターより)

 

危険物乙4が容易な理由② "容易な試験!?"

 

ある意味、容易な試験であると言えます。

 

試験内容も関係してきますが、6割以上点数取れれば合格するからです。

 

といっても試験内容自体がわからなければ、6割以上点数を取るのがどの程度難しいのか、または、容易なのかわかりません。

 

乙4の試験内容自体を見てみたいと思います。以下です。

 

危険物乙4の試験内容

 

乙4の試験は、以下のように3科目あります。

 

乙4の試験科目

①危険物に関する法令 :15問出題

②基礎的な物理学及び基礎的な化学 :10問出題

③危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 :10問出題

 

①の「法令」は、文字の如く法令です。

 

例えば、危険物を扱う製造所にはどのような規定を定めないといけないか、等が出題され5択問題で答えます。

 

②の「基礎物理・化学」は、基礎的な問題です。「基礎的」の中身は中学から高校の物理や化学になります。

 

科学が好きな方や、理系のバックグラウンドがある方はあまり時間をかけずに6割は取得できると思います。

 

一方で昔から物理化学が苦手だった方や、随分ご無沙汰している方は少し時間をかける必要があるかもしれません。

 

③の「性消」は、危険物の性質と消火方法などについて出題されます。

 

理系のバックグラウンドがあってもあまり馴染みのない内容になります。そのため、理系でもそれなりに勉強する必要がある科目です。

 

乙4では引火性液体について出題されます。いわゆるガソリンや灯油など、ガソリンスタンドなどで扱う危険物が主です。(ちなみに乙4は”液体”だけです。個体は出ません。)

 

乙種第1類酸化性固体塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類等
乙種第2類可燃性固体硫化リン、赤リン、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウム等
乙種第3類自然発火性物質及び禁水性物質カリウム、アルキルアルミニウム、黄りん等
乙種第4類引火性液体ガソリン、アルコール類、灯油、軽油、重油、動植物油類等
乙種第5類自己反応性物質有機過酸化物、硝酸エステル類、ニトロ化合物等
乙種第6類酸化性液体過塩素酸、過酸化水素、硝酸等

 

②の「基礎物理・化学」で少しハードルがある方は、ここでもう少しハードルを上げなくてはいけません。

 

以上、乙4の試験内容についてみてきましたが文理で分けると、①は文系寄り、②と③は理系寄りになります。

 

危険物乙4が比較的容易な試験と言われる理由ですが、科学が好きだったり理系のバックグラウンドを持つ方にとっては、これらを勉強すること自体あまり苦ではなく、さらに択一式の6割以上正当すれば合格するため、容易な試験と言われるのだと思います。

 

しかし、誤解が生まれやすいのが、それ以外の方に対しても同様に容易であるか、というと異なると思います。

 

①の法令は覚えれば良いので理系文系関係なく、むしろ文系の方が暗記は得意な方が多いかもしれませんが、②と③の理系科目は少なくとも頑張って努力するしかありません。

 

つまり、理系科目が苦手な方や、バックグラウンドのない方にとっては容易な試験とは言えないと思います。

 

以上が、ある意味 容易な試験である理由です。

 

危険物乙4の合格率

 

比較的容易な資格とされている乙4ですが、合格率は近年では約38%です。

 

具体的には受験者数25万人程度に対し、合格者は8.5万人程度です。

 

詳細を知りたい方は以下参照ください。

危険物取扱者乙種の合格率

 

ちなみに他の乙種受験者数は、乙4と比べ極端に少なく1〜2万人程度です。

 

乙4とそれ以外の乙種の受験科目内容で異なることは、試験科目③の「性消」だけですが、それほど需要が違います。(①の「法令」と②の「基礎物理・化学」は共通)

 

乙4の受験日程は毎月どこかしらの地域で開催しています。

 

危険物乙4って、バックグラウンドがない自分でも取れる!?

 

取れます。

 

ただ、述べてきた通り物理・化学や性消を勉強する必要がありますし、鉛筆コロコロでは難しいです。

 

前日の徹夜でも難しいと思います。

 

では具体的にどのくらいの時間をかければ良いかというと、人によるので難しいですが試験で満点を取る必要も受験資格も必要ありません。

 

例えば、一般的に乙4取得のための勉強時間が50時間と言われていても、理系のバックグラウンドがあるのか、ないのか、独学でやるのか、通信教育でやるのかによって変わってきます。

 

通信教育で学習すれば、より早く効率的に学習が進むので一般的な勉強時間は参考になりません。

通信教育については、こちらの記事を参考ください。

危険物【乙4】の通信教育講座を比較する

 

お住まいの近くで開催される試験日程からみて、数ヶ月程度を目安に勉強を進めていけば良いのではないかと思います。

 

他の通信講座でも4ヶ月間程度を目安としている講座も比較的多いですし、逆に受講者任意でもっと早く学習が終える講座もあります。

 

ご自身で勉強スケジュールを計画できれば問題なく独学で乙4取得できると思います。

 

一方、独学では計画が立たない場合や、隙間時間を使って効率的に勉強したりアドバイスをもらって勉強を進めたい方には乙4の通信講座がオススメです。

 

参考に乙4の通信講座の記事を参照頂ければと思います。

危険物【乙4】の通信教育講座を比較する

 

個々人のバックグラウンドで必要な勉強期間はまちまちですが、バックグラウンドがない人でも問題なく取得できる資格であると思っています。

 

試験内容については参考書を実際に手に取って問題を見てみることもオススメします。

 

まとめ

 

・危険物乙4は比較的容易に取得できる資格である。

・乙4は受験ハードルが低い。

・乙4はある意味、容易な試験。

・乙4の合格率は約38%。

・理系のバックグラウンドなくても問題なく取得できる。

 

最後にあくまで6割以上点数を取れれば合格ですので、満点を取るような勉強は必要ありません

 

試験で100点取ったとしても試験内容を全て覚えている人はほとんどいませんし、本当に必要であれば司法試験のようなレベルの試験になります。

 

目的は資格取得であり、実際には実務経験を経ていく中で資格に肉付けされると思います。

 

本記事がこれから乙4を取得される方の参考になれば幸いです。

 

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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