- 独学では不安がある
- 乙4を取得したので甲種を取りたい
- 通信教育で効率よく学習を進めたい
危険物甲種の取得にむけて勉強を始めようとされていませんか?
効率的に勉強したいなら通信講座がおすすめです。甲種の通信講座は講座数が少ないため選びやすいです。
僕は危険物甲種を持っていますが、通信教育で甲種取得を目指すなら本記事で紹介する2講座(SAT と たのまな)に絞って検討することをオススメします。
この記事を読むと、ご自身に合う通信講座がわかります。
本記事が甲種の取得を目指す方の参考になれば幸いです。
危険物取扱者【甲種】の通信講座【おすすめ2選】
危険物甲種の通信講座 ”SAT” と ”たのまな”2社の比較です
比較すると以下になります。
講座 | SAT | たのまな | ||
価格 | 25,800円 | 27,800円 | 29,800円 | 19,800円 |
教材 | 紙テキスト+web動画/DVD | 紙テキスト+web動画+DVD | 紙テキスト | |
質問 | 10回(以降有料) | 4回 | ||
特徴 | わかりやすい教材 保証・サポート充実 |
添削制度 | ||
教育訓練給付制度 | なし | なし | ||
おすすめ対象者 | web講座で学習したい人 効率的に学習したい人 |
紙テキストで学習した人 添削を受けたい人 |
||
ホームページ | SATで申し込む | たのまなで申し込む |
危険物甲種試験は独学で進められる方もいます。ちなみに僕は独学で取得しました。
しかし、1回目の受験した時、たった1問で合格を逃してしまいとても悔しい思いをしました。
非常に後悔しました。
あと1問だと、ほとんど合格ラインに届いているため最初から頑張ろうという気は起きません。
また、再試験も数ヶ月後なのでモチベーションも下がります。さらに、試験勉強を「継続して頑張ろう」という気持ちより、落ちないようにサボりすぎない勉強をどうやるか考えてしまったり、再受験の申し込み手続きももう一度やったりでモンモンとしていました。
この経験から1発で合格することがとても重要であることを学びました。
1回で合格することのメリットは言わずもがなですが、意外と、独学で勉強して合格できると思われる方は多いのではないでしょうか。
独学でももちろん合格できますが、通信講座で効率的に学習して一発合格した方が費用も時間も節約できます。
独学でかかる学習時間と、通信講座でかかる学習時間を比較した時に、どちらがご自身の単価に見合っているでしょうか?
甲種の通信講座【2択】
前述の通り、甲種の通信講座は “SAT” または “たのまな” の2択です。
ユーキャン、スタディング、フォーサイト、オンスク.JPなどの通信講座がありますが甲種の講座がありません
また、JTEXに甲種講座がありますが、“たのまな”との提携講座ですので内容がほぼ同じです。
2022年時点では、SATとたのまなの2社です。
しかし、一方で乙4講座のように講座数が多いと選びにくいかもしれません。
【甲種】の通信講座の目的別選び方
乙4の通信講座に比べると少ないですが、その分選びやすいのがメリットです。
お買い物でもそうですが種類がありすぎると、どれにするか迷いますし比較するのも面倒です。
また、どれも同じように見えてしまい差別化しずらいため、ここで時間を使ってしまうのはもったいない・・・。サクッと選んで早めに勉強に取り組むのが吉です。
ご自身が価格にウェイトを置いているのか、教材にウェイトを置いているのかなどにより、どれを選択すべきかが変わってきます。
そのため、予算や試験日までの日数、そして講座の特徴を考慮して選んでみてください。
SAT(Smart Academy of Tech)の特徴
※SATホームページより引用
わかりやすい教材でweb動画で効率的に学習したい方にSATはオススメです
・合格率 86.3% 一般合格率の2倍以上!
・保証が充実。30日間返還保証!
・相場の半分の勉強時間で一発合格!
SATは動画(E-ラーニング)と紙テキストで学習を進めていきます。
通勤・通学中のスキマ時間、ちょっとした休憩時間、無駄に長いオンライン会議時間中に効率よく学習できます。
教材もフルカラーで記憶に残りやすくなっています。
既に公立学校でもタブレットによる学習が進んでいたり、資格勉強においても多くは動画学習がメジャーになりつつあります。
現代人にとって時間は貴重ですので動画学習で進める方が学習教材としては個人的にはオススメです。
そしてSATでは、30日間返金保証、不合格時は質問回数リセット、教材DVDの破損不具合無料交換など制度があります。
※DVDの破損不具合無料交換は、DVDを選択しない場合は関係ありません。
SATの甲種通信講座の価格は3つプランがあります。
・web動画+紙テキスト:25,800円
・DVD+紙テキスト:27,800円
・web動画+DVD+紙テキスト:29,800円
フルカラーでわかりやすい教材、web動画またはDVDを使って効率的に学習したい方にSATはオススメです
SATについてもっと知りたい方はこちらの記事も参照ください。
たのまなの特徴
※たのまなホームページより引用
費用を抑えて紙テキスト教材で進めたい方にたのまながオススメです。
・全て紙テキスト教材
・甲種講座では低価格
・添削制度
”たのまな”では教材が紙テキストのみです。
紙テキストの良いところは、通信講座の受講期間が終了しても教材が残るので、復習するときに見返すことができます。
動画教材は期間終了すると見れなくなります。
費用はSATより最大10,000円安くなっています。
また、”たのまな”は時折キャンペーンをやっています。2022年4月時点ではLINE友達になると3%OFF、お友達・ご家族紹介割引、セット割引などで10%OFFなどがあります。(恐らく通年実施)
“たのまな”では、添削を4回実施します。利用していくことでモチベーション維持に役立ちます。
添削課題はちょっとめんどくさい、、、と思うかもしれませんが、資格勉強で重要なモチベーション維持に貢献します。
余談になりますが、最初はやる気に満ちているのが学習初期の段階です。その後、「なんでやってるんだろう」とか「受かりそうにない」と思うようになります。
そこから変遷を経て辞めずに継続するために添削という一つのマイルストーンがあると続けられる要因になります。
時期によってキャンペーンもあるので費用を抑えたい方や、紙テキスト教材で進めたい方にたのまながオススメです。
”たのまな”についてもっと知りたい方はこちらの記事を参照ください。
【甲種】の通信講座が少ない理由(備考)
そもそも通信講座が少ない理由について、推測ですが参考にして頂ければと思います。
少ない理由①「受験資格」
誰でも受験できない
危険物甲種は、ご存知の通り以下のような受験資格が必要です。(一般財団法人 消防試験研究センターHPより引用)
〔1〕〔2〕〔4〕の大学で化学に関連した科目を専攻または単位取得、〔3〕の危険物乙種の資格を4つ取得している必要があります。
このような受験資格があるため、誰でも受験できる乙種に比べて少ないことが理由の一つと考えられます。
逆に危険物の中で最も講座の種類が多いのが乙4です。
少ない理由②「独学」
独学でやる人が多い
大学の学費等をバイトで捻出している学生や奨学金で賄っている学生は多いです。
自身も大学の授業料を、奨学金とバイトと授業料免除などを色々と駆使して捻出していました。
学生であれば数万円支払うより独学で取得することを目指す傾向が高いと思います。
また社会人の方でも極端に畑違いの分野を学んでいない人でない限り、独学で取れると思ってやっている人が多いのではないかと予想できます。
加えて、危険物乙種の資格を4つ既に持つ方なら法令も性消も理解があるので、あえて通信講座を利用して勉強する効果は大きくないかもしれません。
このような理由から、甲種では受験者数が少なく独学でやってしまう人が多く、甲種の通信講座がそもそも少ない理由だと予想できます。
しかし、結局甲種の合格率は30%台です。独学でできると踏んでもできていない人も多いはず。
だからこそ、一発で合格するための通信講座に価値があります。
2回目合格するより、よっぽど効率的でコストと時間を節約できます。
通信講座のメリット
前述しましたが、一発で合格するために通信講座に価値があります。需要が少ないから通信講座の意味が薄いわけではありません。
独学でやれば目先のコストは抑えられますが 通信講座で受講するメリットは何でしょうか。
添削や質問ができること、e-ラーニングで隙間時間に効率的に勉強でき、モチベーションが維持しやすいこと、そして、一発で合格するためのノウハウがあることです。
効率的な勉強とは、勉強に取り掛かるまでの敷居が低いことです。
机に向かってペンと教材を手に取り、いざやろうとするまでにある程度の労力が必要ですが、スマホやタブレットなら触ることが習慣になっているので勉強に誘導されやすくなります。
ちなみに個人的な経験ですが、資格取得でも副業でも、何かに触発されれば最初は熱があるものです。モチベーションが高いというやつです。
ですが時間と共に冷めていくことが多い。
時間経過ともに再び触発されてまたやり始め、また冷める・・・この繰り返しにはまると非効率で中途半端で無駄なループを繰り返してしまう。
こんな経験はないでしょうか。
だから勉強への敷居を低くしてモチベーションを維持していくことは重要です。
また、ご自身の時間単価を考えたときに、独学でやって不合格になれば2回目受験するまでの時間が余計にかかります。
確かに通信講座でやっても合格が保証されているわけではありませんが、少なくとも不合格になるリスクは減ります。
通信講座で多少コストをかけてでも効率的に学習して一発合格できれば、独学でやって2回目で合格した場合とトータルのコスト・時間と比較してもそう大きくは変わらないかもしれません。
甲種の通信講座の費用高い
甲種通信講座の費用が高いか安いかは、人それぞれの考え方がありますが、一般的に極端に高いものではありません。
例えば通信講座に通うか、独学で合格するかを比較してみます。
おおよその費用は以下とします。
・通信講座(2社): 19,800円〜29,800円
・独学費用(参考書+過去問の2冊):6,000円
ここで、自分の時間単価を1,500円とします。
(人によって違いますが、一応1,500円)
この時、通信講座と独学でかかる費用の差分は13,800〜23,800円です。
自分の単価で割るとその時間は 約9〜16時間(13.800/1,500 〜 23,800/1,500)です。
つまり、約9〜16時間の勉強分が通信講座で効率的に行えるならば、元を取れるとも考えられるわけです。
仮に時間単価が1,000円だとしても 約13〜24時間です。
これらの時間を通信講座で効率的に勉強することで取り返せると思いませんか!?
そして独学で一発合格できなかった場合、2回目を受験するわけです。その際、あらためて勉強する時間や受験手続きにかかる時間も必要なわけです。
通信講座は年度毎なので1年間有効だったりしますし、甲種の試験は年に数回あります。
つまり、独学か通信講座かどちらが良いかについては、それぞれメリット・デメリットありますが、個人的にはやはり通信講座がオススメです。
【まとめ】危険物甲種の通信講座なら’SAT’か’たのまな’がオススメ
・危険物甲種の通信講座2社 “SAT”と”たのまな”をピックアップ
・危険物甲種の通信講座を開講している会社は少なく、そもそも受験者数が乙種と比べて少ない
・自分の時間単価を考えると通信講座を受講した方がオススメ
・要領よく学習を進めたいなら通信教育講座を受講する
通信講座または独学のどちらが良いかは人によって変わると思います。ですが、
例えば、お金節約のために独学でやる、という結論に対してはご一考必要です。また、通信講座を受講すれば必ず合格できるわけでもありません。
それぞれご自身のやり方に合った学習の仕方を見つけメリット・デメリットを理解した上で進める必要がありますので、そのために本記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
まだ受験資格がなく乙種からスタートされる方はこちらの記事
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