- 危険物【乙4】の通信教育にどんな講座があるか知りたい
- 通信講座の種類がたくさんありすぎてわからない
- 独学は不安なので自分にあった通信講座を見つけたい
資格取得方法には通学・通信講座・独学などがあります。
最近はオンライン通信講座が多くなっているので、「危険物乙4の講座」を調べている方も多いと思います。
しかし
いまいち講座の違いがわからない、自分に合う講座がない…
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか!?
さまざまな通信講座があるため一見どれも同じように見えますがスピード重視・じっくり学ぶ・コストを抑えるなどなど講座によって特徴、メリット、デメリットがあります。
僕は危険物甲種を取得していますが、早く合格するためには独学ではなく自分に合う講座で学習することが早道です。
本記事ではご自身に合った講座が見つかります。
危険物【乙4】の通信教育講座を徹底比較【おすすめ6選】
今回比較した講座はこちらです。
・SAT(Smart Academy of Tec)
・スタディング
・ユーキャン
・たのまな
・オンスク.JP
・フォーサイト
価格、教材、特徴、おすすめ対象者などに注目しています。
※更新:2023年3月
講座名 | SAT | スタディング | ユーキャン | たのまな | オンスク.JP | フォーサイト | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
価格 | 7,800円 | 9,800円 | 19,800円 | 5,950円 | 39,000円 | 15,400円 | 980円/月~ | 10,800円 |
特徴 | わかりやすい教材 幅広いニーズに対応 保証・サポート充実 | 低価格 AIによる効率的学習 | 初学者向け 添削・質問サポート充実 就職活動サポート | 紙テキスト教材 全乙種対応 | 業界最安値 サブスク | こだわりの教材 フルカラー | ||
教材 | 紙テキスト+Web動画/DVD | 紙テキスト+Web動画+DVD | Web動画 | 紙テキスト+Web動画+添削 | 紙テキスト+添削 | Web動画 | 紙テキスト+Web動画 | |
質問回数 | 10回(以降有料) | 3回(以降有料) | 3回/日 | 4回 | なし | 3回 | ||
教育訓練給付制度 | なし | なし | あり | なし | あり | なし | なし | なし |
おすすめユーザー | バランス重視 | バランスと品質重視 | 価格と効率重視 | 初学者 | 紙テキスト好き 乙4以外も受験予定 | コスパ重視 | 品質重視 | |
講座リンク | SATで申し込む | スタディングで申し込む | ユーキャンで申し込む | たのまなで申し込む | オンスク.JPで申し込む | フォーサイトで申し込む |
※教育訓練給付制度とは、国が資格取得のために出す給付金で20%還元される制度です。
価格・特徴・教材など似ている講座もあれば異なる講座もあります。
1,000円から始められる講座、4万円近くかかる講座、サポートがしっかりしている講座など様々です。
それぞれメリット、デメリット、特徴などをみていきます。
1. SAT(Smart Academy of Tec)
※SATホームページより引用
価格・教材・学習スタイル・保証が整っておりバランス重視の人にオススメです。
合格率も高く効率的に危険物取扱者の資格を取得できるとされています。
イチオシ講座です。理由は次の特徴やメリット・デメリットを見ていただけるとわかります。
筆者の主観も入りますが、種々バランスの良い講座だと思うのでオススメです。
合格率 86.3 % 一般合格率の2倍以上!
・勉強苦手、知識ゼロでも相場の半分の勉強時間で一発合格!
・保証が充実!
・乙種から甲種まで対応!
※2023年某月時点
学習時間が相場の半分で済むか済まないかは受講者によりますが、実績をみるとかなり高い合格率です。
しっかり要点を押さえた上で効率的な学習を実現している講座です。
・わかりやすい教材でリーズナブル
・全乙種に対応していて幅広いニーズに対応
・”ちょっと違うな” と思っても講座を変更できる。やり直しが30日間できる
・わかりやすい教材でリーズナブル
講座の特色がでますが、フルカラーで初学者にもわかりやすい教材になっています。
価格も高くなくリーズナブル、かつ動画・テキストなど教材も充実しています。
・全乙種に対応していて幅広いニーズに対応
乙種は乙4だけではありません。他の乙種もありますし、甲種もあります。
乙4受験後、甲種受験も検討されている方には同じ通信講座だと馴染みやすくメリットです。
・「ちょっと違うな」と思っても講座を変更できる。やり直しが30日間できる
保証の一つに「30日間返金保証」があります。
取り組んでみて「ちょっと違うな…」と感じても、やり直しが効きます。違ったら別の講座に移ればよいだけです。
それ以外にもDVD破損時に1年間交換してくれる保証の他、わからない箇所を写真を撮って回答してもらえる、学習相談ができる、合格できなかったときはサポート期間を延長できるなど保証は充実しています。
・コスパ重視の人には向かない
・学習媒体によって価格が異なる
・コスパ重視の人には向かない
コスパにこだわるなら他社のもっと安い講座があります。
また、本当に初学者向けの講座を探しているならユーキャンの通信講座が良いです。
・学習媒体によって価格が異なる
e-learningやDVDなど学習媒体を選択できることができますが、価格がそれぞれ異なるので予算に合わせて選択する必要があります。
教材媒体のプランについては3つあります。
① web動画+紙テキスト:7,800円
② DVD+紙テキスト:9,800円
③ web動画+DVD+紙テキスト:19,800円
”両方” のメリットがあまりないかもしれませんがこのプランの場合、教育訓練給付制度が付きます。
教育訓練給付金では受講後に20%受講料が還元される制度です。
以上、SATは価格・教材・保証・実績などのバランスが良いため筆者が最もオススメする通信講座です。
SATについてもっと知りたい方はこちらの記事を参照ください。
2. スタディングの特徴
低価格で効率重視の人にオススメです。
逆に本当に初学者の方にはあまりオススメしません。
業界最安値クラス!
・合格お祝い制度でAmazonギフト1,000円!
・学習効率アップシステム
※2023年某月時点
低価格に加えてスキマ時間を有効活用して学習する効率的学習をAI(人工知能)を取り入れて最適化する学習です。
通勤・通学中のスキマ時間で学習するなら他の講座にもありますが、AIでどこを学習すべきか最適化するところが特徴です。
先述したように理系知識がなく基礎からしっかり学習したい人にはあまりオススメしません。
講座内でところどころ端折られている箇所があるためです。
だから学校や大学で理系科目をある程度学んだ方なら、多少基礎知識を飛ばされても理解できると思います。
一方、理科系科目を避けてきて基礎知識から学んでいきたい方には端折られるとスムーズに進めないかもしれません。
それと紙テキストは一切ないので、テキストを残したい方や動画学習が嫌いな人にもオススメできません。
とにかく低価格で効率的に学習したい方にスタディングはオススメです。
スタディング乙4講座の価格は¥4,950円です。
こちらの記事も参照ください。
3. ユーキャンの特徴
※ユーキャンH Pより引用
物理・化学など理系の前知識がなく、独学で学習を進める自信がない初学者にオススメです。
※もちろん前知識ある方でもOK
・初学者にわかりやすい教材
・教育訓練給付制度が適用できる
・添削課題・質問によるサポート制度
※2023年某月時点
CMでもお馴染みのユーキャンですが、特徴は理系の前知識がない方や、資格勉強が初めてで不安な方など初学者に向いています。
30年以上の開講実績があり、ユーキャン受講者の69.8%は初学者です。
毎日質問でき、添削課題などもあるためサポートが充実しています。
・初学者にわかりやすい教材で進めやすい
・教育訓練給付制度を適用して価格を下げられる
・添削課題・質問によるサポート制度でモチベーション維持
・初学者にわかりやすい教材で進めやすい
設立から30年以上のユーキャンでは昭和の古株で受験者ノウハウを持っており、初学者がどこでつまずきやすいかを教材に活かしています。
他社でもわかりやすい教材がありますが、理数系が初めてだったり資格取得が初めてで勉強が苦手といった初学者向きの通信講座です。
・教育訓練給付制度を適用して価格を下げられる
ユーキャンの乙4講座の価格は39,000円ですが、この制度を適用すると31,200円になります。
・添削課題・質問によるサポート制度でモチベーション維持
独学では自分で動画を見たり模擬試験を解いたりなどの学習スケジュールを管理していく必要がありますが、添削課題や毎日質問できる制度でモチベーション維持に貢献します。
・他社と比較して価格が高い
本記事で紹介している通信講座の中では一番価格が高くなっています。
そのため、コスパを抑えたい方は他社の通信講座を受講された方が良いです。ただ、価格が高い分、資格取得後の就職活動サポートも行なっています。
物理・化学など理系の前知識がなく、独学で学習を進める自信がない初学者の方にユーキャンはオススメの講座です。
ユーキャンについてもっと知りたい方はこちらの記事を参照ください。
4. たのまなの特徴
※たのまなHPより引用
紙テキスト教材で進めたい方、乙4以外の受験も視野に入れている人にオススメです。
乙4以外の講座も甲種も開講しています。
・全て紙テキスト教材
・乙種から甲種まで対応
・添削が4回受けられる
※2023年某月時点
スマホやパソコンを使って学習するのがどうも苦手な方、何回でも質問したい方にはオススメです。
動画で学習したい方にはあまりオススメしません。
危険物といえば「乙4」というくらい、乙4の受験者は多いです。他の乙種受験者は比較的少ないです。
なので乙4以外も開講している講座は珍しく、甲種もカバーしているので幅広いニーズにも対応しています。
・添削課題によるモチベーション維持
・乙種・甲種など幅広いニーズに対応
・添削課題によるモチベーション維持
危険物取扱者試験には各科目がありますが、たのまなでは科目終了時点で添削課題を出す必要があります。
ちょっとめんどくさい、と思うかもしれませんが、添削課題が資格勉強で重要なモチベーション維持に貢献します。
質問ももちろんできますので、じゃんじゃん質問してしまいましょう。
・乙種・甲種など幅広いニーズに対応
他社でも乙4以外の乙種、甲種講座がありますが、たのまなを含めて2社のみの開講です。
そもそも乙4以外を開講している講座が少ないことから、将来他の乙種や甲種講座の受講を考えているなら当講座の雰囲気を掴んでおくのもメリットです。
・比較的価格は高め
・紙テキスト教材のみ
・比較的価格は高め
他社と比較すると少し高めの価格設定になっています。
しかし、乙種講座を受講した場合、教材内容が乙4だけではなく全ての乙種の内容が含まれています。
乙1や乙6など乙4以外の種類を考えているなら、たのまながオススメです。
・紙テキスト教材のみ
人によってはデメリットではないかもしれません。
最近は、動画学習が主になってきているので紙テキスト教材の併用ではない”たのまな”の教材がデメリットに感じる人もいるかもしれません。
しかし、動画だと後に残りませんので、試験後の復習に紙テキスト教材は使えるメリットがあります。
たのまなの乙4講座の価格は¥15,400円です。
”たのまな”についてもっと知りたい方はこちらの記事を参照ください。
5. オンスク.JPの特徴
※オンスク.JP HPより引用
とにかくコスパ最優先で進めたい方にオススメです。
・サブスクで月980〜の低価格!
・乙4以外の講座も受講できる!
・全356問の豊富な演習教材
※2023年某月時点
プランがいくつかありますが、危険物の講座だけでなく他の資格の講座も受講できるのが特徴です。
ただし、あれもこれもと言って学習を並行して進めると、”一頭も得ず” 状態になる可能性もあるので注意です。
多くても2、3個の講座内での受講、または一括で支払う1講座に集中するプランがオススメです。
オンスク.JP乙4講座の価格は¥980円/月額〜です。
時間を取って一気に危険物乙4の全体概要を把握したい、コスパ最優先という方にオンスク.JPはオススメです。
さらに詳細はこちらの記事を参照ください。
6. フォーサイトの特徴
※フォーサイトHPより引用
フルカラーでしっかり学びたい方にフォーサイトはオススメです。
・良心価格で高品質なフルカラー教材
・合格するために必要な知識だけが書かれている合格点主義テキスト
・無料体験学習
※2023年某月時点
価格は10,800円ですが、他社と比較しても平均的な価格帯です。
教材にこだわっていて動画とフルカラーのテキストがあります。
講座としてはSATと似ているかもしれません。ただ、SATの方が低価格です。
質問できる回数は限られていますが、教材に熱量のある講座です。
講座の価格は10,800円ですが、試験に合格すればAmazon 1,000円もらえます。
受講するからには合格しますので、実質9,800円になるかもしれません。
教材にこだわって学習したい方やそこまで費用をかけたくない方にフォーサイトはオススメです。
さらに詳細はこちらの記事を参照ください。
まとめ
・効率、品質重視ならSATがオススメ!
・コスパ重視ならスタディングがオススメ!
・初心者でもしっかり学ぶならユーキャンがオススメ!
・紙テキストで学習したいなら たのまながオススメ!
・コスパ重視で他の資格講座も受けたいならオンスク.JPがオススメ!
・品質、バランスよく学習したいならフォーサイトがオススメ!
個人的には “SAT” がオススメ!です
※価格と特徴などをまとめましたが、主観も入っていることはご承知おきください。
それぞれの通信教育講座にメリット・デメリット・独自の特徴があります
各講座の比較を再度参照ください。
講座名 | SAT | スタディング | ユーキャン | たのまな | オンスク.JP | フォーサイト | ||
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価格 | 7,800円 | 9,800円 | 19,800円 | 5,950円 | 39,000円 | 15,400円 | 980円/月~ | 10,800円 |
特徴 | わかりやすい教材 幅広いニーズに対応 保証・サポート充実 | 低価格 AIによる効率的学習 | 初学者向け 添削・質問サポート充実 就職活動サポート | 紙テキスト教材 全乙種対応 | 業界最安値 サブスク | こだわりの教材 フルカラー | ||
教材 | 紙テキスト+Web動画/DVD | 紙テキスト+Web動画+DVD | Web動画 | 紙テキスト+Web動画+添削 | 紙テキスト+添削 | Web動画 | 紙テキスト+Web動画 | |
質問回数 | 10回(以降有料) | 3回(以降有料) | 3回/日 | 4回 | なし | 3回 | ||
教育訓練給付制度 | なし | なし | あり | なし | あり | なし | なし | なし |
おすすめユーザー | バランス重視 | バランスと品質重視 | 価格と効率重視 | 初学者 | 紙テキスト好き 乙4以外も受験予定 | コスパ重視 | 品質重視 | |
講座リンク | SATで申し込む | スタディングで申し込む | ユーキャンで申し込む | たのまなで申し込む | オンスク.JPで申し込む | フォーサイトで申し込む |
個々人それぞれの背景がありメリットはメリットにならない時もあれば、デメリットはデメリットではない時もあります。
例えば、講座費用はすべて会社経費でまかなえるのであれば価格はデメリットになりません。または資格取得期限が決まっていて、でも日々の業務が忙しく動画で効率的にやりたいなら紙テキストはデメリットです。
価格は気にしないけどじっくり時間をかけてやるなら、低額でも程度理系の知識がある人向けの講座はマッチしません。
また、どんな講座で受講しても、しなくても結局はご自身が学習を継続できるかどうかが重要です。
合格する人はどの講座を受講しても合格するし、しない人はしません。
通信教育を受講すれば受かることが保障されているわけではないからです。
ただ、個人的にはどの通信講座を受講しても合格できるだけのコンテンツはあると思いますし、無駄にはならないです。
危険物の試験は満点を取る必要はありません。6割取得で合格できます。
本記事をご覧になった方が、ご自身の学習のやり方・進め方に合った講座を選択し、危険物取扱者乙4に合格するための参考になれば幸いです。
甲種の通信講座も比較したい方はこちらの記事を参照ください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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